院長コラム3月号
2月の中頃、ある団体グル-プの日帰りのバス旅行のあと、初めてコロナにかかるという体験をしました。
他の乗客も2~3人かかったようです。
私の場合、バス旅行と診療の忙しさが重なり休む暇がなくて体力が落ち、免疫力が低下
して弱いコロナウイルスにも打ち勝てなかったものと考えています。
2~3日続いた39度以上の発熱はコロナ特有であり、いつもは薬を飲まないのですが、
熱による障害が出ないようにカロナールを服用して熱を下げ、あとは、動けるようになるまで寝ているのみ。
一人暮らしなので、時々娘が来てくれて水分や栄養補給用の食材を置いてくれました。
4日後に、医療機関の感染外来を予約、診断の結果コロナ陽性でした。
約一週間の自宅待機とウイルスに効く薬を処方されましたが、医師によれば飲んでも飲まなくても
治る期間は同じという事で、抗ウイルス薬はゴミ箱に直行です。
高熱が2~3日続いたので、発熱による後遺症が気になりました。
やはり、味覚障害が出て、味のきつめなカレ-、キムチなどを好んで食べています。
コロナウイルスに限らず、人にとって有害なウイルスや細菌は、ありとあらゆるところに潜んでいるので、
いつでもそれらによる病気になる可能性があり、一旦病気になってしまうと私は味覚障害が出ただけで済みましたが、
心臓やその他の臓器も障害が出る可能性があり、寿命を縮めることになります。