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院長コラム6月号

院長コラム6月号

2018 6月

歯医者で出す薬は2種類あります。 

むし歯も歯周病も、お口の細菌が原因なので細菌が増えるのをおさえる抗生物質が使われます。

抗生物質は使い続けると薬剤耐性といって、薬が効かなくなってくるので3日間出たら3日分飲み切って細菌をやっつけてしまう事が必要で、もし途中でやめてしまうと、薬の効かない細菌が出て来たりして別の抗生剤を飲むハメになります。

当院は第一の処方として、一般に広く使われている安全性の高い商品名ペングットやバカシルといった多くの細菌に効果のあるペニシリン系の薬を出しています。

しかしペニシリンに対してアレルギーを起こす患者さんがいるのでチェックが必ず必要となります。患者さんの体質に合わないときは別の系列の抗生剤を考えて出します。

歯科医院といえば痛みですが、痛み止めはよく処方します。当院では第一に、よく効という理由でロキソニンを処方します。ただしこの薬もアレルギー症状が出たり消化管を痛めるなど副作用があります。又、関節の痛み、腰の痛みなどでロキソニンを長く服用している患者さんも多く、交感神経を緊張させる障害も出るので、歯科の処置のあとは、痛みの程度を考えて、ほんの数錠出すことにとどめています。

また、もう1種類痛み止めとしてカロナールを用意してあります。

こちらはロキソニンよりおだやかで身体に優しいのですが、切れ味が悪いようです。
                               


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