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院長コラム11月号

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日本は工業国で、例えば自動車を作って外国に売っています。仲良く貿易をするために、売ったら何かを代わりに買うことになります。高価な自動車の代わりには沢山のとうもろこし、大豆、牛肉などが入って来ます。その結果、私達のまわりには食料が溢れ、国産の米すらも余ってしまう状態です。

 しかし、どんなに目の前に食べ物があっても、歯が抜けていたり、飲み込む力がなかったりすると、自分の口を使って食べることができません。ドロドロにした高栄養の食材をチューブで流し込むとか、点滴で直接身体に栄養を入れるという食事では、身体を動かす力は出ないのです。

 ヒトの身体は、自分の硬くて丈夫な歯と顎の筋肉を使って硬い物から軟らかい物まで噛んで飲み込むことが出来て、日常の活動が出来るように作られています。

 歯の数は普通28本で、齢と共に抜けていっても20本残せれば自分のお口で物が食べられると言われています。しかし、1本1本の歯を大事にして顎を動かして自分の歯で食べることが、自立した健康生活を送る条件になります。さらに、顎の運動は脳を活性化させる働きがあり認知症予防にもつながります。顎を動かし食事を楽しみおしゃべりをすることは、健康長寿にとても有効なのです。

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