院長コラム5月号
長いコロナとの戦いが続いて、この生活に慣れた人、うんざりしてる人、色々だと思います。多くの人の意見では、急には元の生活に戻れず、少しずつ回復していくようです。今までのインフルエンザは、猛威をふるっても1~2ヶ月もすれば、寒さと乾燥をもたらす冬の終わりと共に、終わりをつげています。
今回の新型コロナは、12月頃から中国で始まり、5月の今、日本で感染拡大しています。しかし2月~4月とこれからの季節の違いは、暖かいこと、空気が湿っていること、紫外線が強くなってくることです。今までのインフルエンザはこれらの環境に弱く、生きづらく消えていたのですが、新型コロナはどうでしょうか。
一方、他のウィルス用に開発されたアビガン、レムデシベルという薬は、効果や副作用に問題ありですが、対コロナ戦争には頼りになる武器だと思います。これらの
治療薬と同時に、ワクチン開発を多くの企業がやっていて、ワクチン接種に目処がつけば、新型コロナウィルスも終息です。
しかし今できることは、自己防衛努力です。本来私達の身体に備わっている免疫を高めて、手洗いうがい、マスクをして、ウィルスが近づいても感染しない、たとえしても軽く済ませられるようにしましょう。
もうマスク生活、スーパーなどの買い物で距離を保つことにも、だいぶ慣れたのではないでしょうか。