院長コラム6月号
私は今75歳ですが、兄弟が二人いて、二人共90歳になります。住まいは遠方です。
さすがに気になるので、年に2~3度は訪問して、二人の様子を伺っているのですが、
頭もハッキリし身体も丈夫で元気なので、心強く思っています。
なにせ、私がそこに到達するまで、まだ15年もあるので、まだまだこれからという気に
させてくれます。
以前兄が、私が70歳になった時に、これから花の70代が始まるよ、楽しめ!とアドバイスをくれました。
そうすると、私の80歳代は人生の収穫の10年になるかなと思って、今から楽しみにしています。
一方、よく俺はやることもやったし、いつお迎えが来てもいいんだ、という人がいます。
こういうものの考え方をする人は多いと思いますが、超高齢化になっても頭も身体も
活き活きしている人とは、違うように思います。
まだ、あれもこれもと沢山知りたい事、やりたい事を抱えていて、多少の疲れや痛みにも
めげず、人生を楽しんでいます。
例えば若い頃、仕事で忙しくてできなかった事を、何とかの手習いで、始める人もいます。
そういえば、75歳の私の大学の友人は、今年から数学の教師になる為に、再び大学に入学
しました。いいぞ!です。