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院長コラム5月号

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私たちの生活は、エネルギーや資源を輸入に頼り、さらに食べるものまでもほとんど外国頼みです。それらを買うお金は、輸入した資源と唯一の財産である人が、頭脳と労力を使って付加価値をつけて輸出することで獲得しています。

今から30年前の高度成長時代までは若い働く世代がたくさんいて、そのシステムがうまくいっていたように思います。

しかし、今の日本は世界一の少子高齢化社会です。変化の激しい世界の競争社会の中で、売れるものを作れる若者が少なくなり、消費が中心の高齢者が多くなっている社会では、必要なお金が足りなくなり、借金しなければ経済が回らない世の中に変わってしまいました。

高齢者の多い世の中は、その発言力は、大きく、経済活動のあらゆるところで、
古き良き時代の今はあってもなくてもいいようなものまでが動いていて、極端に非効率な経済になっています。

国のお金の多くが、こういうところを残すのに使われているといわれてます。

この部分を改善し、若い経済にしていくことで、まだまだ明るい将来が来るような気がします。

かく言う私も高齢者。若い世代の足を引っ張らないように、かつ体力と気力を保つために、仕事を続けていくためにはどうすれば良いか自問しています。

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