院長コラム7月号
お酒、食べ過ぎ、薬の飲み過ぎ、またお口の中に歯石や歯垢をためるなどが、健康によくないのはどうしてか?
それは、身体を守っている免疫細胞の量には限りがあるからです。免疫細胞は体の中のゴミ、例えば歯周病菌や、
がん細胞などの有害な異物を分解して外に出し、病気になるのを防ぐ働きをしています。
食事をする時に一緒にはいるウイルスや細菌などを排出する働きもしています。
いつもお腹いっぱいものを食べていると、そのために使われる免疫細胞は大量になり、時としては、ガン細胞など
内部で発生するゴミを掃除する余力がなくなります。つまり、免疫力がおちます。
そういう状態が長く続くとゴミが溜まって体調を崩して、病気を作ることにつながります。
余病などで免疫力が落ちてしまったために、治るはずのガンから生還出来なかった人を、
私はたくさん知っています。