院長コラム1月号
今年も約160枚ほどの年賀状の整理が終わりました。
私自身が高齢者になると、若い頃の精力的だった頃から続いている友達関係に様々な変化が生じます。
4~5年前から、「今年限りにします」という内容の年賀状が何通かありました。昔は身近で親しく付き合った友人でも、
お互いに離れた所で生活が始まってしまうと、年賀状だけのやり取りになるケースがたくさんあります。
それでも、あの人は元気かな?と思い出すことはあるので、年賀でそれを確かめる事ができると、一緒に居た頃が思い出されて、
「あいつ頑張っているな。俺もまだまだだ」と心が和むものです。
反対に、年を取り気力が衰え、日常生活も小さく縮み、厄介な年賀状を作るという事に、力がおよばなくなったのかなぁと、
一抹の寂しさを感じます。
私の場合は、最後まで前向きに生きていたいので、年賀は相手がやめようと言ってこない限り、「元気にしていますか?
今の私はこうしているよ」というような内容の年賀状作りをしていこうと思います。
人と人とのつながりは大事で、つながっているというという気持ちだけで、大きなエネルギーをもらえるように思います。
一人ぼっちはさけたいです。