院長コラム2月号
若い頃は、人恋しくなると、決まり文句のように一緒に飲もうなどと言って、よく友達を誘いました。
しかし高齢になった今は、酒の代わりに食事しようよと言って食事や会話を楽しむようにしています。
多少のお酒も入りますがメインは食べることです。
先日そこでの仲間の話、体調がすぐれないので、病院を訪れたところ、担当医に歯医者で口腔ケアをしていますかと
聞かれたそうです。
お医者さんが診断すると、覗いたお口の中に問題になりそうな汚れがたくさん見つかったのでしょう。
歯科治療をすると、様々な詰め物や、入れ歯やブリッジなどが入っていて細菌の住む汚れの場所になったり、
舌のざらざらの中にも細菌がたくさん住んでいます。
その菌が血液の流れに乗って全身に広がり、心臓病や糖尿病などその他の健康問題を引き起こします。
さらに、高齢になると喉周りの筋力も下がり、お口の中の細菌が肺のほうに侵入しやすくなり、肺炎の元になります。
お口の中をきれいにすると言う事は、様々な病気に対処することと同じことなので、