院長コラム5月号
先日、歌手で俳優でもある現在87歳の加山雄三さんの書いた「俺は100歳まで生きると決めた」と言う本を読みました。
そこには、健康長寿を保つ最も重要な手段は、歯を大事にすること、という内容が書かれています。
彼は小さい頃から父親に歯を大切にするように厳しく育てられ、今でも歯のブラッシングに3種類の器具を使っています。
まず普通の歯ブラシでよく磨き、次に電動歯ブラシを使い、仕上げに口腔洗浄機で歯と歯の間の汚れをきれいに取るので、とても気持ちが良いそうです。さらに時々舌ブラシを使って、舌の中に溜まっている汚れと細菌もきれいに除去しています。ここまでやると、虫歯や歯周病は完全に予防できると思います。
彼は今27本の歯が残っていて、何でも噛み砕いて食べることができるので、魚、肉豆類など様々な食材を美味しく食べることを楽しんでいるようです。私の経験からも歯が28本全部残っている人は、90歳を過ぎても元気に過ごしている人をたくさん知っています。
当たり前の事ですが、改めて、歯の大事さを確認しました。